暮らしを決めすぎない、余白のある家

今回の住まいで大切にしたのは、
暮らしを決めすぎない、余白のある設計です。
この敷地は、道路から少し奥まった旗竿地となります。
その分、道路からの視線や音の影響を受けにくく、
落ち着いた環境が生まれています。
この敷地条件そのものを、住まいの魅力として活かしました。
外観は白を基調としています。
同じ白でも、素材を分けることによって光の受け止め方や
陰影の表情が少しずつ変わります。
主張しすぎず、けれど単調にならない。
周囲の景色に、静かに溶け込む佇まいを意識しました。
敷地には広いお庭がありますが、あえて用途は決めていません。
住まわれる方の発想で、自由に使っていただける余白として残しています。
玄関ホールの壁面には調湿・脱臭効果のあるエッグペイント(モルタルグレー)を施工。
濃すぎず丁度良い色味で、タモの造作下駄箱との相性も◎
滑らかな凹凸のある質感を持ったエッグペイントを優しくブラケットライトが照らします。
室内では、「一つの空間が、いくつもの役割を持てること」を意識しました。
1階のユーティリティールームは、子どもの遊び場や勉強の場、
大人の仕事スペースとしても使える空間です。
床にはテキスタイルフロアを採用し、日常の手入れのしやすさを重視しています。
白と木を基調としたキッチンのカウンター収納は、しまうためだけのものではありません。
天板を腰壁とフラットにつなげ、料理の一時置きなどにも使えるようにしました。
コーナーをRにすることで、子どもにも安心な形としています。
2階の主寝室には、見せる収納と隠す収納を併せ持つ、鏡付きの造作収納を設けました。
扉についた木のつまみは、空間にやわらかな表情を加えています。
寝室に併設した書斎や、庭を見渡せるバルコニーなど、
お家の中に、気持ちを切り替えられる場所を点在させています。
この住まいは、完成した瞬間で終わるお家ではありません。
時間が積もることで少しずつ、住まう人らしい表情をまとっていきます。
住む人の暮らしに寄り添いながら、少しずつ育っていく住まいであってほしい。
そんな思いを込めて設計しました。
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物件データ
| 建物種別 | 新築分譲住宅 | 邸名 | |
|---|---|---|---|
| 間取り | 3SLDK | 工期 | |
| 施工面積 | 102.67㎡(31.00坪) | 施工先住所 | 群馬県高崎市 |





























