山景と水辺の光をまとう、やすらぎ空間　マンションリノベーション

群馬県吾妻郡吾妻町に佇む、リゾートマンション
築４１年鉄骨鉄筋コンクリート造、１３階建て５階の一室をリノベーションしました。

当物件はリゾートマンションということもあり、
ピクチャーウィンドウと称された窓は榛名富士と榛名湖が四季折々の表情を見せてくれます。

その特別な景色をより特別な一室で過ごせるよう弊社でリノベーションしました。

壁の仕上げには珪藻土【KEISOUDO】を使用(※書斎のみBenjaminmoore)
調湿・消臭・断熱効果などがあり自然素材の為、環境にも良い素材です。

ベースのカラーは淡色のグレージュ【KEISOUDO/ASH】
トイレと洗面室は空間の雰囲気を分けるためによりトーンを落としたダークグレー【KEISOUDO/CLOUDO】を採用しました。

一部現わしにした躯体の雰囲気とも相性が良く、落ち着いた空間を演出してくれています。

玄関は土間を【MORTEX/SAGESTRONG】で仕上げました。
左官仕上げならではの塗りの表情を感じることができ、防水性も非常に高いため
室内・室外問わず様々な空間に使用できます。

造作の下駄箱はリノベーション前のサイズを参考に新たに作り替え、
鍵などの小物収納に便利な薄型の引き出しも設けました。

洗面脱衣室には造作の洗面台と折り畳みの収納を設置
元々の洗面台は既製品だった為
サイズも空間に対してひと回り小さく、サイドに余分なスペースが余っていました。
それを造作にする事で空間にぴったりと合わせたサイズの洗面台となり
実用的で見た目もナチュラルでかわいい仕上がりとなりました。

折り畳み収納は一見ただの箱型の収納ですが、開閉する事ができカウンターへと変化

トイレにはニッチ＋収納を設置
小型のダウンライトがタイルを優しく照らし、トイレであってもメインの部屋の雰囲気にも負けない空間づくりを意識しました。
収納はトイレブラシやトイレットペーパーなど
様々な寸法を考慮して設計されている為、生活感を感じてしまう小物も隠すことが可能です。

キッチンは全て造作で製作しました。
マットホワイト×木(タモ)の組合せでシンプルなデザインの中に
アクセントで平田タイルの【Casares/CASR-W】をキッチンタイルとして採用
目地のテラコッタカラーがタイルのラフな形状を印象的にし、目を引くキッチンとなりました。

収納部分は設計の段階で全て置く家電や小物を決め、設置した際にぴったり合うように製作しています。

書斎は他の空間と少し印象を変え、壁は【Benjaminmoore/BerkshireBeige】
床には【マルホン/チーク・バスケットチェック貼り】を採用しました。

プライベート空間でありながらも、正面の窓から覗く自然の景色を感じることができ
仕事・勉強・趣味ものんびりと集中して作業することが出来ます。

ピクチャーウィンドウを囲むLDKは景色をメインに考え、どの空間にいても榛名湖・榛名富士を感じることが出来る様に設計しました。
キッチン⇒書斎⇒ピクチャーウィンドウと視界が抜ける室内窓は同じサイズと配置です。
それぞれの空間でそれぞれの作業をしていても常に景色を眺めることが出来ます。

洋室も同様、当初あったLDKとの間の壁は解体し間仕切りにガラス戸を設け抜け感を演出しました。
LDKまで繋がる現わし仕上げの躯体とその先に広がる景色で空間に奥行きが出ました。

山景と水の光をまとったリゾートマンション
こだわりの詰まったやすらぎの空間へと生まれ変わりました。

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